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> 製造工程
ワイヤロープは一般的に次のような工程を経て製造されます。
熱処理(パテンティング)工程
脱スケール(洗線)工程
伸線工程
めっき工程
より線・製綱工程
熱処理(パテンティング)工程
ロープの原料である硬鋼線材の金属組織を、その後の伸線工程に最適な組織(微細で均一な組織)にするために900~1000℃に加熱後、冷却媒体中(鉛・砂・空気)で急冷する工程です。
脱スケール(洗線)工程
熱処理した線材表面には鉄の酸化皮膜(スケール)が付着しており、これを完全除去するために線材を洗う脱スケール工程と、スケール除去後の線材表面に、伸線加工で発生するダイス引抜き時の摩擦やキズを防止するための皮膜処理をするコーティング工程から成ります。
伸線工程
超硬ダイスで線材を常温引き抜き加工をすることにより、ロープに必要な直径と機械的特性を持った素線を製作する工程です。
めっき工程
ロープの耐食性を高めるため、ロープ用素線に表面処理をする工程で、めっきの種類としては、亜鉛めっき、アルミニウムめっき、亜鉛-アルミニウム合金めっき等があります。
より線・製綱工程
より線工程は、素線をより合わせるストランド工程(より線工程)とストランドをよりあわせるロープ工程(製綱工程)があります。
設備上、高速回転が可能なT形(筒型)、多層より線・太径ロープに適するP形(かご形)及び細径ストランドに適したダブルツイスト形(バンチャー)に分けられます。
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